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今回の私の旅は、香港経由、エコノミークラスの格安チケットの入手から始まりました。昨今のわが国でのガーデニングブームに一石を投じなければならないという使命感から、チェルシーフラワーショウの見学と、英国の田舎の風景をじっくりと目に焼き付けてきました。ここではその報告を兼ねて、私の目に映った最新のイングランドを紹介します。 |
◆ロンドン市街地 | ◆Westminster Hall | ||
ロンドンといえば赤い2階建てバス。香港のオープントップの2階建てバスも乗ってみると個人的にはスリルがあってなかなか捨てがたいのですが、やはりこの町並みと赤い2階建てバスを見ると、ロンドンだなって思うのは私だけでしょうか。 |
再選されて若いブレア首相が、強力な牽引力でリーダーシップを取っているイギリス政治経済は安定しているようです。 この議事堂のお隣があのビックベン。その写真を撮るのを忘れてました。それはまた次回。 |
◆街中の公園 | ||
私達専門屋は地区公園という言い方をしますが、街区の交差点のサークルや、ちょっとしたランドマークに公園があちらこちらに点在します。季節は5月。仕事の合間にちょっと息抜きに来たのでしょうか。それともちょっと早めのお昼のサンドウィッチをほうばるのでしょうか。 わが国でもずいぶん都市公園の整備は進んできましたが、公園都市ロンドンと比べるとまだまだ途上国だといえそうです。 |
◆PUB | ◆PUB | ||
特に有名なお店というわけでもないのですが、街の雰囲気と2階に並べられたプランターの花達がなんとも言えない落ち着いた格調をかもし出しています。 なんだかどこにカメラを向けても絵になってしまうのが悔しいやら、うらやましいやら。 |
店の前にゴミが出してあってもかっこいいのが不思議です。日本の都市はいつから無味乾燥になってしまったのでしょうか。落着いた良い雰囲気を持った町もまだ残っています。それを大切に残して後世に引き継ぐのも、私達の仕事なのかもしれません。 ちなみにこの建物は築250年だそうですが、古さを感じさせません。 |
◆市街地を散歩 | |
街の雑踏の中にあって、ホッとする景色を写真に収めようとするのですが、ファインダーをのぞきこんでどこを見ても絵になる感じです。 たしか、こんな写真も絵葉書にあったような気がします。 |
自動車や人通りの激しいメインストリートから少し入った閑静な住宅地の風景。 緑を大切にして、自分の生活の中に取り入れているのがうかがえます。アパートの前には駐車スペースもあるのですが、ほとんどの家が駐車スペースもガーデニングしてしまうために、路上駐車せざるを得ないのでしょうか。 |
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ちょっとした路地を歩きながら、それぞれの家庭の味のあるアプローチを見ることが出来ます。前庭のガーデニングはそこに住む人の人柄が出ます。自分のためのガーデニングであり、そこを行き交う人のためのガーデニングでもあるのです。 |